2002.03.10 研究材料『ふりふりたまポン!』




さて、続いて本日3食目のベルだ。
 ゴ:「まだ作りますか食いますか」
作る食う。ところで今日は何年何月何日だ?
 福:「西暦2002年3月10日である」
ところがこのテキストを書いてるのは2003年12月末なのである!
 福:「驚愕の事実だ」
もう2年前の研究会のレポを今書いてるのである! 既に誰と作ったのかどこで作ったのかすら記憶に無いのであーる! もー、これから書くレポートは脚色どころでは無いのであ〜る! 完全な捏造なのでR!
 福:「捏造なのでЯ」
それじゃトイザらスだ。
 ゴ:「語尾に"R"って表現をいまだに使うお前が信じられんよ」
とにかく、今回のレポは当時の写真だけ見て俺が勝手にでっちあげる。文句ある奴ぁ事務所まで来い。



本日のメニュー


ふりふりたまポン! ぶどう味。
粉2種、トレイ、スコップ、あとガチャガチャのカプセルらしきものがあった。と写真から伺える。
 ゴ:「とりあえず今現在やってるように文章を書けっての」
 福:「ウチの方じゃガチャポンと呼んでた」
 ゴ:「いや、ガシャポンだろ」
こないだ買った科学と学習のガチャガチャ、ドロポンってのをこのカプセルで作ったよ。
 ゴ:「スライムだね、懐かしいかも」
 福:「こないだ、つーか今からだいぶ未来の話だがな」




水と粉と酒と女


カプセルのラインまで水を入れる。さらに粉1を入れてみる。
 ゴ:「ちょい安定感に欠けるカプセルだけど、まぁなんとか投入できた」
入れたらカプセルに蓋をして封印だ。
 ゴ:「なるほど。で、未来の自分へ宛てた手紙と一緒に埋めるわけやね。タイムカプセルやね」
ああ、埋めてきてくれ。
 福:「そのためにスコップが付いてたのか」
 ゴ:「…」
埋めてきてくれ。
 ゴ:「ジョークやーん。そんなマジにならんでえぇやーん」
 福:「あ、ホントは埋めないの?」




Shake! Shake!


埋めずに振る。
 ゴ:「こうか?(ふりふり)」
 福:「動かすな! 写真がぶれる」
 ゴ:「振ってる写真だからぶれていいだろ」
親の敵のごとく振る。腱鞘炎になるほど振る。
 ゴ:「疲れた」
 福:「だから『ふりふりたまポン』なのか。もっと別の意味を想像してたよ、てへ」
 ゴ:「何をだ!」
風呂あがりにさ、キンタマブクロがちょうど緩んでてさ、微妙に足を広げて腰を振るとタマが内股に当たって音が鳴るの。キンタマパーカッション。これ雑誌のLoginに乗ってたんだけどね。
 ゴ:「シモネタ多いぞ、最近」
つまりさ、実演するとさ、こんな感じで…
 ゴ:「脱ぐな脱ぐな! 人の家で、もう!」
あ、だめだ。縮こまっちゃってる。




タマのごとく


 ゴ:「ふう、疲れた。こんなもんかな」
 福:「ピンクの塊になったよ」
 ゴ:「なんか…、そのまんまスライムみたいなんだけど」
 福:「食べると意外にンマいんだよ。だってベルフーズだもん」
 ゴ:「そうは見えないんだけどな」
 福:「オカモトは何やってるの?」
いや、なかなか緩和しなくってさ、フクロが。ゴジャ、ちょい風呂貸してくんない? 緩めてくるからさぁ。
 ゴ:「チンコパーカッションネタはもういいよ!」
いや、キンタマパーカッションだよ。
 ゴ:「どっちもいらん!」




La production de sauce


完成した緋色の粘液体を蓋側にうっちゃり、緑のカプセルでソースを作る
 福:「水と粉2だ」
 ゴ:「当然の如く泡立つ、これでこそベルフーズだね」
今更泡立ってももう驚かんよ。俺らにゃ更なる刺激が欲しいところだな。
 福:「俺ら、もうベルに脳みそ侵されてるからね。ベル脳」
 ゴ:「ベル脳って何だっつの」
 福:「ベルリン脳天逆落としの略だ!」
思いつきで喋るな。ボケを重ねるな。




完成のご様子


とりあえず完成なんですが、他に特記すべきことも思いつかないので今年(2003年)のM1について考えてみます。
笑い飯の評判が審査員にも客にも良かったようですが、あれはどうなんでしょうか。ダブルボケと言ってもボケそのもののネタがあまり高く無い。正直漫才としてはイマイチだし、さりとてコントコンビとして考えても演技やシチュエーションが余りにも浅い。なんて書いてみても一般的には笑い飯の評価は高いようで…。まぁ私の感性が古いって事なんですかねぇ。ちなみに私の好きなお笑い芸人はラーメンズやバナナマンです。二組ともコントの才能が半端じゃありません。ただ、やはりTV向きでは無いでしょうね。ラーメンズの小林などは公に「TVに出るのは好きで無い」と言い放っているようですし。一般人の目に触れることが少ないのは残念ですが、是非皆さんには両コンビのコントを見ていただきたいと思っています。
 ゴ:「えーと、正直どうでもいいし、とりあえずここに書くなアホ」




試食タイム


食え。
 ゴ:「お前がな」
うむ。
 福:「で、どう?」
そうだな。とりあえず少量で良かったって感想だな。あんたらも食べてみな。
 ゴ:「ソースは重曹臭がきつい。ピンク玉はぐずぐずで言われなきゃぶどう味って分からんし、やはり薬臭い。まぁ好き好んで食べたいものでは無いかも」
 福:「いや、俺は旨いぞ。旨い旨い」




次回予告
迫る締め切り! 襲う倦怠感! 夏の終わり、アウトドアで我々を襲う赤と青の悪夢! この6本の触手がうねる怪物の正体とは!
次回、『邂逅』 君は時の涙を見るか

 ゴ:「予告を書く事で自らにプレッシャーをかけたな」




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作成:オカモト
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